越前 達成(サワラ、ヒラマサ、ツバス)

いおりiori

2019年08月25日 20:33

昨年、何度かそのチャンスを得ながらことごとく取り逃した対象、ヒラマサ。
上手く寄せても一瞬息をつかせれば簡単に根に潜られラインブレイクに繋がる。
瞬発力、パワー、持久力。
その巧みな逃走術で私を翻弄した対象。


越前 黎明
穏やかな風が涼しい晩夏、闇磯に立つ私の頭上には明るい下弦の月。
時間には少し早いと考えながらしばらくぶりの越前の海に我慢が出来ずジグを放り投げてみる。
複雑な潮の流れは短時間のうちにも変化して、ジグの巻取りの重くなる場所と水深も変えていく。
潮は良い、あとはベイトが居たら。
ファーストキャストからしばらく、周囲は少しずつ明るくなって、その雰囲気は上昇していく。
沖から引っ張って来たジグを磯場付近の中層で最後のワンピッチジャークさせている時。

ガツン!ゴゴン!

ん、この首振り具合はサゴシ?


(サワラ 70cm カメラを車に忘れた為スマホ撮影)

ちょっとビックリ。
2019初の越前ショアジギングで掛けたのは自身初釣果のサワラサイズだった。
ともあれ、サワラが回遊するくらいだからベイトは豊富なのだろう。
この海ならきっと。
近頃めっきり釣行数は減ってしまったが静かにこの機を伺っていたのだ。



それから一時間、周囲はすっかり明るくなって。
もうヒラマサも動き出す頃だろう?などと考えていた時、またも磯場付近の中層にて。

ゴツン!ギューン!

磯場の足元に来てもしばらくは縦横無尽に暴れまくるそのシルエットは間違い無くヒラマサだった。
何度か磯に突っ込むのを躱した末、ランディングネットを手にする余裕も無くイチかバチかのぶっこ抜き。


(ヒラマサ 55cm)

ヒラマサを狙い始めて一年越しの念願成就。
私のテンションは一気にmaxだ。
けれど、磯にあがっていつもまでも力尽きず暴れる為、記念撮影の彼は残念な姿(悲)。



調子に乗って追加を目論めばすぐにヒット!

ガツン!

ヒラマサとのやり取りに少し慣れたおかげでその突っ込みも落ち着いて処理できるようになってきた。
もう少し、もう少し浮かしたらぶっこ抜いてやるからな。
ところが、、、フッ。



スナップが?誤って耐荷重の低い物を付けていたらしいのだが、その力がこれほどとは。



それからしばらくしてやっと掛けたのは可愛いツバス。


(ツバス 35cm)

どうやら潮が変わったようだ、その後アタリは遠のいて。
時刻は午前9時を回った頃。
頑張ればまだ釣れると確信しているが、、、
サワラとヒラマサとの計5回のファイトで腕はパンパン、足場の悪い磯に立ち続けて足はもうガクガク。
加えて日中はまだ暑くて、昨夜の涼しさが嘘の様だ。
うん、今はこれまで。



帰路、休憩に立ち寄った漁港では小さな新子アオリが釣れていた。
折角しばらくぶりの越前なのだから、夕まづめまで休憩してアジやカマスに遊んで貰おうかと再考したのだけど。
今回は体力的に無理だった。




【サゴシ ヒラマサ ツバス】
Rod  :DAIWA SHORE SPARTAN COASTAL 100H
Reel  :DAIWA CATALINA 4500H
Line  :PE2.0号
Leader:FULUORO30lb
Lure  :撃投ジグエアロ 60g ピンクグロー 他


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